
「星を読む」
「ホロスコープを読む」
具体的には、何をどう読むのか?
そして、何がわかるのか?
詳しく、お伝えしていきます。
まず、あなたの
・生年月日
・時間
・生まれた場所
この情報をもとに
ホロスコープは描かれます。
(時間 ・場所がわからなくても見る方法はあります)
昔は、国語辞典のような
分厚い本を参考に、手書きでホロスコープを
書いていたのですが、
今は「ホロスコープ 無料」などで
ネット上にたくさん、ホロスコープ作成サイトが出てきます。
一度、試してくださいね。
ホロスコープには何が書いてある?
ホロスコープには、
あなたの生まれた瞬間に
「どの天体が、どの星座のエリアにあったか」が描かれています。
天体や星座は「記号」で
書いてあるケースがほとんどなので、
一見、暗号のように見えるかもしれませんが、
ネットやChatGPTで検索すると
すぐに「記号の意味」も分かりますので、
安心してください。
さらに、ホロスコープの中には、
「1~12の数字」が並んでいるはずです。
(サイトによって異なります)
これを「ハウス」と呼びます。
星読みの主役は
実は、「天体」です。
星座占いが定着している影響で
「星座が主役」のように思われますが
あくまでも、主役は天体。

これが、星読みの基本です。
星読み。それは「あなた物語」
もう少し分かりやすく
見ていきましょう!
星読みは、よく「舞台」にたとえられます。
天体 = 登場人物
星座 = 登場人物のスタイル / 演じ方
ハウス = 活躍する場面
「天体 = 登場人物」は、
男性っぽいか、女性っぽいか。
若い人みたい勢いがあるのか、
大らかなのか、厳格か。
何が得意で、何が好きなのか。
星座は、その登場人物は
どんな服を着て、どんな印象を与えるのか。
美しく振る舞うのか、力強く演じるのか。
ハウスは、その登場人物が活躍する場面や場所。
物語の序盤なのか、それとも一番のピークか。
人と交流するシーンか、旅に出る決断の時か。
を、表しています。
あなたの中には、
10人の「あなた」がいる
この舞台はあくまでも「例え」ですが、
実際に、あなたの中には
性質が異なった
「10人のあなた(10天体)」が存在しています。
その10人は、それぞれ
12のスタイル(12星座)と
12の活躍場面(12ハウス)が用意されていて、
その一人ひとりが、
「あなたを形成している断片」。
言い方を変えると、
「あなたを構成している要素」です。
その10人が集まり、
性格
生き様
行動の傾向
人間関係のパターン
才能の源
心や思考の癖
スピリチュアル的な目線では、
魂の成長課題
意識が目覚めるポイント
使命
また、
人生のリズム
人生の転換点
などのサイクル
どのような人との縁が深いか
社会から受ける影響
などの後天的なことも含めて
表現しています。
この組み合わせを
私たちは、
「わたし」もしくは「あなた」と呼んでいるのです。
なので、ホロスコープは
「人生の地図」
「あなたの取扱説明書」
「魂の設計図」
などと、言われています。
アスペクト
天体
星座
ハウス
が、なんとなく分かってくると、
次に出てくるのが「アスペクト」です。
ホロスコープ上で
天体同士を結ぶように描かれている「線」。
そう、ヤツです。笑
そして、何を隠そう
星読みを始めた人が一番つまずくのが
このアスペクトです。笑
でも、このアスペクトこそが
星読みの面白い部分であり、醍醐味。
なぜなら、
同じ星座の天体を持つ人でも
このアスペクトの有無によって、
まるっきり違う「表現」になるからです。
鑑定する側からしても
「こう出るのか!」と唸ってしまうのが、
このアスペクトの化学反応なのです。
アスペクトとは
天体同士の「角度」でわかる
【天体の関係性】
先ほどの「舞台」にたとえるなら
登場人物同時の人間関係のドラマ!
言わば、
次の図のような
「天体関係相関図」

アスペクトは「天体同士の会話「対話」
アスペクトは、ある角度を取ると
「どのような関係性になるか」が
決められています。
それは、
「お互い手を取り合うような角度」もあれば、
「主張し合って、ぶつかり合う角度」もある。
つまり、
「星と星との対話」。
それが、アスペクトです。
具体的には
たとえば、
二人の人が、同じ「月が乙女座」だっとしても
その月に、どのようなアスペクトをもつかで
この「月の表現方法」は変わってきます。
月が乙女座ということは
一言で言えば、
「感情のきれい好き」さん。
感情が整理されて時は、スッキリ!
でも、
「なぜ、私はこの感情なんだ?」の答えがでない時は、
気持ちが悪い=「モヤモヤ」という
一つの性質があります。
1人は、その「月」に
「火星双子座」のアスペクトをもっていたとします。
それは、
火星双子座の影響を受けた「月乙女座」を意味します。
具体的には、
モヤモヤした時に、
心を整理したけど、とりあえず動きたい衝動に駆られる。
その結果、
「さらに感情が乱れてしまう」心の癖がある。
と読めます。
次に、もう1人の「月」には
「火星山羊座」のアスペクトをもっていたとします。
すると、モヤモヤした時は
モヤモヤを解消すタスクを
一つずつ行い、
「行動をすればするほど、モヤモヤが解消されていく」
風景が浮かびます。
簡単にいうと、
「感情の波」と「衝動の波」の方向性が
一致しているのです。
アスペクトを読むコツ
このように、天体は
アスペクト(角度)をもつ天体の影響を受けるのです。
皆さんも、これまで
「家族」「友達」「会社」、
「社会」や「流行」。
おそらく見えない世界の
「宇宙のリズム」や「土地の空気」など
たくさんの影響を受けているはずです。
アスペクトもそれと同じです。
その証拠に、
二人以上のホロスコープの
アスペクトを読むことを
西洋占星術では、
「相性」と呼んでいます。