
星座コードマップとは、
各星座を構成する
「11個のファクター」を一覧にまとめたチャートです。
ここでは、
「前半(1~6)」のファクターについて、
解説していきます。
「後編」はこちらです。

各星座が表す「性格」とは
星読みで扱われる12星座には、
それぞれ「特徴」や「個性」があります。
しかし、その特徴や個性は、
単に「そういう性質だから」ではなく、
必ず「裏付けとなる背景」があります。
その背景とは
・星座にまつわる神話や物語
・キーワード
・星座のシンボルマーク
・支配星や対応するハウス など
さまざまな「要素」で形づくられています。
この各星座の「エネルギー」を受け、
私たちの「性格」や「行動傾向」として表に現れる。
これが、皆さんが日常で目にする
「星座占い」や「12星座の性格診断」の土台です。
ここでは、
この「星座コードマップ」について
その構成や意味を、詳しく解説していきます。
星座コードマップの解説
こちらが
「星座コードマップ」の構造です。

セクション | ファクター |
---|---|
①星座シンボル | 星座のシンボルマーク |
②星座名 | 星座の名前 |
③カテゴリー | 【エレメント】(火・地・風・水) |
【クオリティ】(活動・不動・柔軟) | |
【ポラリティ】(男性・女性) | |
【イメージ】 | |
④星座のつながり / キーワード | 【星座の世界観】 |
【キーワード】「I ○○」(私は○○する) | |
⑤支配星 / 対応ハウス | 【支配星(ルーラー)】 |
【対応するハウス】 | |
⑥神話 | 【神話の内容 / 逸話】 |
各項目を詳しく見ていきます。
あなたの星座や、あの人の星座の
コードマップと併せて、ご覧ください。
①星座シンボル:
星座のシンボルマーク各星座を表す「シンボルマーク」。
一見ただの記号のようですが、
このシンボルからも「星座の性質」を
読み取ることが可能です。
たとえば、
蟹座は「甲羅」のような形をしています。
これは、蟹座の象徴でもある
・自分の「仲間」
・身近な「場所」
・閉鎖的な「コミュニティー」を表しています。
さらに、
蟹座の特徴として
「自分の心を守ろうとする」性質があるのですが、
蟹座のシンボルマークも
周りに壁を置いて、
「自分の内面」を守っているようにも見えます。
実際の、蟹の甲羅の役割も
・体の弱い部分を覆って保護する
・甲羅で体を支えている
と、言われています。
②星座名:
星座の名前星座の名前については、
ご存知の方も多いと思います。
ただ、この馴染みのある星座名も
12星座を並べてみたり、
一覧にしてみると
そこに、
不思議な「法則」があるような気がしてきます。
たとえば、
「水星座(蟹、蠍、魚)」は
なぜ、すべて漢字一文字なんだろう?
なぜ、星座の神様は
「天秤」と「水瓶」を選んだのだろう?
など。
星読みを学び始めると、
まったく関係ないと思っていた
「点」と「点」が「線」になる瞬間があります。
それは、
夜空で「星」と「星」をたどり
ひとつの「星座」に形づけた瞬間と、
とてもよく似ているのかもしれません。
そして、その「線」になる伏線は、
このような何気ない「疑問」の中に
あるように感じます。
③カテゴリー:
エレメント12星座は
「似た性質」や「行動の傾向」などをもとに、
いくつかの「チーム」に分けることができます。
これは、
星座ごとの「エネルギーの質」や「表現方法」に
共通点があるためです。
その一つが「エレメント」です。
エレメントは
星座が持つ「行動の源」や「エネルギーの質」によって
4チームに分類(4元素)します。
同じエレメントの星座は、
「根本的な感覚」や「価値観」が、似ています。
【火】の星座
該当星座:牡羊座・獅子座・射手座
「情熱」が、行動の源チーム
「自己表現力」がキーワード
【地】の星座
該当星座:牡牛座・乙女座・山羊座
「安定」が、行動の源チーム
「感覚力」がキーワード
【風】の星座
該当星座:双子座・天秤座・水瓶座
「自由 / 知識」が、行動の源チーム
「思考力 / 客観力」がキーワード
【水】の星座
該当星座:蟹座・蠍座・魚座
「感情」が、行動の源チーム
「共感(繋がる)力」がキーワード
12星座が
「冒険の旅」に出かけます。
そこで
「何が一番、重要ですか?」と
聞かれたら、
【火】チームは
やっぱり「パッションでしょう」と答え、
【地】チームは
「確実に行こう」と顔を見合わせ、
【風】チームは
「思うがままに見たい景色を見よう」と言い、
【水】チームは
「気持ちよね」と相槌を打つ。
③カテゴリー:
クオリティ「クオリティ」は、
12星座を「物事の取り組み方」「行動の傾向」で
3チーム(3区分)に分類します。
これは、
季節の「始まり」
季節の「盛り」
季節の「終わり」に、対応していてます。
活動宮
該当星座:牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座
「季節の始まり」に位置する星座たち。
「行動開始」「推進力」「押し出す(掲げる)」が、キーワード
新しい流れをつくり出せる。
物事をスタートさせる牽引役が得意。
不動宮
該当星座:牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座
「季節の盛り」に位置する星座たち。
「持続」「集中力」「維持する」が、キーワード
自分の型(ストライクゾーン)を持っている。
一番いい状態を、長期間キープするのが得意。
柔軟宮
該当星座:双子座・乙女座・射手座・魚座
「季節の終わり」に位置する星座たち。
「変化」「調整力 / 適応力」「つなぐ」がキーワード
状況をみて、自分を変化させられる
物事を繋げたり、橋渡しが得意。
12星座が
「冒険の旅」に出かけます。
そこで
「どの順番で行きますか?」
と聞かれたら、
【活動宮】の星座たちは
「私が先頭!」と前に出て、
【不動宮】の星座たちは
「私は、真ん中で足並みを揃える」と言い、
【柔軟宮】の星座たちは
「じゃあ、後ろにいて、何かあったら伝えるね」と、
場をまとめる。
③カテゴリー:
ポラリティ「ポラリティ」は、
12星座を「関心」や「エネルギーの方向性」で
2チーム(2要素)に分類します。
その2チームは、それぞれ
「男性星座」と「女性星座」と呼ばれているが、
性別のことではない。
男性星座
該当星座:
牡羊座・双子座・獅子座・天秤座・射手座・水瓶座
キーワード:「外向き」「積極性」「能動的」
外の世界に種を蒔く星座たち。
エネルギーを外に向け、
自身の「視野」と「領域」を切り拓く。
生命が育つための「光」と「空気」を
この世界に吹き込む。
女性星座
該当星座:
牡牛座・蟹座・乙女座・蠍座・山羊座・魚座
キーワード:「内向き」「受容」「受動的」
内の世界で種を育む星座たち。
エネルギーを内側に向け、
自身の「内観」を「土台」を固めていく。
生命が育つために「土」と「水」を整え、
この世界を調整する。
③カテゴリー:
イメージ各星座の特徴を、
それぞれのエレメント(火・地・風・水)ごとに、
身近な「道具」や「自然現象」に置きかえたもの。
それが、「イメージ」です。
たとえば、
「火」のエレメントなら
牡羊座の特徴である、
「一気に燃え広がるエネルギー」から
「始まりの火花」。
(その他:火炎放射器など)
獅子座の、「情熱を燃やし(探し)続ける」特徴から
「夜を照らす焚火」。
(その他:じっくり温まる暖炉など)
射手座情がもつ、「探究の熱を遠くまで広げる」特徴から
「遠くまで届く松明」。
(その他:持ち運べるランタンなど)
と、例えられます。
このように、
エレメントの「働き方」や「性質」を
具体的なイメージに置き換えることで、
それぞれの星座の特徴を、
「視覚的」かつ「直感的」に理解できるようになります。
「続き」はこちらです。
