
天体が表す意味
繁栄
拡大
富
豊かさ
財産
寛容
楽観性
精神性
浪費
肥大
宗教
理想
天体プロフィール
年齢域:45歳~55歳
公転周期:約12年
一つの星座の滞在期間:約1年
天体×サイン(星座)
私たちは、
【木星星座(木星が入っている星座)】で
拡大すべきテーマや理想の姿を知り
人生を発展させていきます。
また、
ある一定の世代に共通する
「価値観の根底にある無意識」に気づくことで
この世界の真理に触れることを目指します。
木星星座の、対向星座(6個先の星座)は
あなたの世代に共通する
「学びや課題のテーマ」を補完してくれる存在です。
対向星座の性質を取り入れることで、
あるべき理想の社会や価値観の受け入れ幅が拡大します。
木星 × サイン(星座)
「**座が象徴するテーマが、膨張する」
「**座のような人生観をもつ」
「世代がもつ豊かさの価値観が**座的(世代共通)」
例:木星×水瓶座
「まだ見ぬ境地」や「常識外の世界」への理想をもつ人が多いです。
基本的に、上昇志向や変革心があるので、
今に満足しづらい傾向がある。
それは、常にストイックな部分をもつ反面、
「現状への感謝」を忘れやすい一面もあります。
また、そのストイックさや努力を
”人に気づかれる”ことを嫌います。
常に世の中を俯瞰し、「この世の真理」や「現状の課題」を探求する。
しかし、気づいたら「理想と現実のギャップ」から愚痴が多くなることも。
そこで対向星座にある獅子座のエネルギーを取り入れることで
その乖離を埋めることが出来ます。
獅子座の「身近な人を大切する」「自己表現の重要性」「自分の想いへの尊重」のエネルギーを意識すると、
「平等の本質」や「今すべき理想の世界への行動」が見えてきます。
また「自由」への憧れが強い世代でもあります。
年齢が若いうちは、集団行動を嫌うような「外的な自由」を求めますが、
年を重ねるうちに、どんな状況でも自分らしい選択をする「内的な自由」を求めます。
年齢域
木星は「豊かさ」「拡大」「財産」などを表す天体で、いわば「愛され天体」です。
「みんな大好き木星!」
その影響を最も受けるとされるのが、
木星年齢期の45歳から55歳頃です。
「木星=幸運星」と読むのであれば、この時期の私たちはある意味、
「人生の絶頂期」なのかもしれません。
お金もそこそこあり、体もまだ動く。
感情も落ち着きを覚え、余裕がある。
これまでに、沢山の経験をしてきた私たちの一つの結果が出るような
「人生の途中報告」のように感じます。
木星は、拡大や寛容という「緩める」一面と、
哲学、宗教、理想などの「真理」の側面を持ちわせています。
多くの方は、この木星年齢期中に立ち止まり、
過去を省み、未来を展望する体験をします。
他の年齢期でも、それぞれに過去と未来を見つめる要素はあるのですが、
木星年齢期の展望は、他の年齢期よりも「一段と意味のあるもの」のように感じます。
なぜなら、この木星年齢期で私たちは
「人生の残り時間」を意識するからです。
この時期の回顧図には、
「どこか、物足りない」という違和感が映し出され、
この時期の未来図には、
「このままで、いいのか」という問いが浮かび上がります。
なぜなら、木星の「拡大と増殖」のエネルギーは、
心の奥にしまったはずの「潜在的な欲望」にも影響を及ぼすからです。
人生の残り時間がリアルに感じ始めるこの時期、
これまでの年齢域では見えていなかった
潜在的な欲望から来る「不安や焦り」を顕在化させます。
木星が自身の太陽(生まれたときの)星座に配置される時期は、
「12年に1度の幸運期」と言われます。
しかし、僕の実体験と鑑定からは決してそうではない。
むしろ、「逆」のケースが多いです。
では、「12年に1度の幸運期は、嘘なのか?」と聞かれれば、
嘘ではありません。
なぜなら、
この幸運期に始めた学び、繋がった縁、抱いた夢が、
後になって「人生の軸」「生きる土台」となるケースが非常に多いからです。
この時期の行動の背景には、先ほどお伝えした
潜在的な欲望から来る焦りと不安の「解消」があります。
それは、
「このままで人生を終えていいのか!?」という「魂の覚醒」です。
その結果、
「思い切った選択」「人生の方向転換」をされる方も多いです。
また、「最後のチャンス」と感じ、すべてを捨てて”人生の大勝負”にでる人もいます。
ガイナックス創業者の一人でもある岡田斗司夫さんが、YouTubeで
「45歳から人生がクルッと変わる」とお話しされてたのを見て、
「まさに木星の時間だ!」と思ったのを覚えています。
もちろん、この時期に「幸運」を感じられる人もいます。
ただ、そうでない場合であっても、
未来に向けて「幸運の種」を植えている時間であることを忘れないでほしいです。
そして今後、
その種を刈り取るような流れが、必ず起こってくることも。
また、
木星は、射手座と関係の深い天体です。
射手座も木星と同様に
哲学や海外、遠い世界などの象徴をもち、
「細かいことは気にしない」「大雑把ではあるが探求心が強い」という性質を持ちます。
いわば、
「大きな視点と壮大なテーマ」をもつ星座です。
射手座は、蠍座世界で見つけた「自分の中の宇宙」を今度は、
「この世界の中」で見つけようと旅をします。
それはまるで、
人間の心の奥底から宇宙空間へ大きくジャンプをするかのようにステージが一変します。
射手座以降の星座の世界観が
「浮世離れ」するのは、この射手座のジャンプがきっかけです。
また、射手座は「存在」や「表現」がテーマの「火の星座」に配属されています。
同じ火の星座である牡羊座は「個の存在の表現」、
同じく火の星座の獅子座は「集団の中の自己表現」。
そして、射手座は「この世界のあり方を体現しよう」とします。
この世界の理を知り、実際に見て体験する。
このエネルギーを木星も同様に持ち合わせてるので、
「自分の存在を、この世界で拡大していきたい」と願う時期でもあります。
今、木星期のあなたへ
今、木星期のあなたには、
「目線」や「視座」の変化が起こりやすいです。
たとえば、
今まで信じていた「社会」の意味が根本的に変わる。
また、今まで感じていた「世界」の枠組みが崩れる。
この時期の
家族、働く環境、友人関係、コミュニティなどの変化は、
あなたの「価値観の変容」から起こるケースがほとんどです。
この変化は、表面的な「拡大」を表す場合もありますが、
「自身の宇宙の拡大」のために「縮小」するケースも多いです。
信念、欲望、人生観、今までの経験からくる答え、道徳感、理想などを「厳選」した結果、
表向きは縮小したように”見える”のです。
では
「このようなことが、なぜ起こるのか?」
それには、
「役目」が深く関係しています。
ただ、この時期の「役目」は、
これまでの、家族や会社内で発生してきた役目とは違う”宇宙の欠片”としての「役目」です。
この木星期に私たちは「宇宙への奉仕心の芽生え」を経験するのです。
木星は、「社会天体」最初の星座です。
社会天体とは、個の意識を超えて社会全体の意識をもつ天体たちです。
具体的には「木星」と「土星」を指しますが、
もちろん、天王星以降の天体にも、この要素が含まれています。
この天体の「意識の変容」は
私たちの「価値観や既成概念の変容」に直接、影響します。
今まで自分が求めていた肩書きや財産、社会的地位が「無価値」なものと思えてくる。
急に、豊富な人間関係や忙しい毎日に「空虚さ」を覚える。
このようなことを今、経験しているあなたは、
実は「宇宙からの役目」という”ギフト”を受け取っている証拠でもあるのです。
