
蟹座の性格傾向
蟹座の性格傾向には、
感情的、心配性、弱いものをほっておけない、母性がある、仲間意識が強い
お節介、お母さんのよう、共感力がある、頑固
蟹座の背景
たとえば、蟹座の人に多いされる
「仲間には甘く、外部には冷たい」という性格傾向。
これは、どこからくるのでしょうか?
実はホロスコープの順番や配置には、深い意味があります。
・向かって左側が「自分・自己」
・右側は「相手・他者」
・上側は「社内・外の世界」
・下側は「個人・内面」
この中で蟹座は一番下。つまり「心の奥・内側」です。
そして、星座には、
それぞれ対応する「ハウス(人生の領域)」が当てはめられています。
蟹座が対応するのは、4ハウス。
この4ハウスには、「家」「身近な集団」「母親」などの意味があります。
「身近な集団とは何か?」というと、
現代では、 「 家族」や「仲間」などが当てはまります。
ちなみに、蟹座の真反対にあるのは山羊座で、対応は10ハウス。
こちらは、「大きい集団」=「社会」や「組織」、そして「父親」を表します。
さらに、蟹座は「水」の星座に属し、支配星である「月」のエネルギーを受けています。
水星座は「感情」を重要視するチームで、
月は、「心」や「安心感」「母性」を司る天体です。
こうしてみると、どうやら蟹座は、
人の「内面」や「心」、「感情」、そして「母親」や「母性」と
かなり密な星座であることが、わかります。
また、蟹座の前にある双子座は、
「自分以外の相手と繋がり、世界を広げていく世界」でした。
蟹座は、その広がりすぎた世界を整理し、
「自分の周りにある人や物、環境を大切にする世界」です。
そのためには、
「内」と「外」、「仲間」と「他人」の境目を
ハッキリさせる必要があったのです。
「この人は、仲間だから安心していい」
「あの人は、あまり知らない人だから警戒しよう」
その結果、
「仲間に甘く、他人に冷たく」なってしまうのです。
それは、
蟹座が弱いものを放っておけない母性や鋭い感受性、さらに強い仲間意識を持っているからこそ生まれる、
愛の表現なのです。
ちなみに、
蟹座のシンボルをよく見ると、
まるで(進撃の巨人のように)壁で囲っていて、
これも、自分の心や大切な存在を守るための「愛の境界線」のようです。
実際の蟹も硬い甲羅で、自身を体を守っています。
最後に、蟹座のあなたへ一言。
蟹座のあなたへ
「感情の揺れ。それはあなたが生きている証。」
このように、
各星座の性格傾向や相性には、
”そうなる理由”が必ずあります。
その秘密を、
神話や星座の順番、カテゴリー(区分)、星座のマークなどから
読み解く。
あなたの性格やあの人の行動の
根源を見つけることは、西洋占星術の一番の醍醐味です。
覚えるのではなく、「そりゃ、そうなるでしょう」。
それが西洋占星術です。