
双子座の性格傾向
明るい、情報通、二面性がある、機敏、会話好き、好奇心旺盛、自由
明るさを演じる、情報好き、収集癖、自由
双子座の背景
双子座は、
一般的にこのような性格だと言われており、
星座占いでも、上記のような言葉が並びます。
ただ、その性格の裏には、
”そうなる理由”が、ちゃんとあります。
例えば、
双子座の支配星は、水星です。
他の星座を見てもわかるのですが、
各星座には、支配星が当てはめられていて、
その支配星は、星座の「エネルギーの源」であり、 ”星座の背後にいるボス” のような存在です。
水星は、「思考とコミュニケーション」の天体です。
水星逆行時は、
メールなどのコミュニケーションツールや交通機関の乱れ、
勘違いやスケジューリングミスが
起こりやすいとされています。
そのエネルギーを受け取っている双子座も「思考の星座」です。
頭の回転が速く、アイデアマンな人が多いです。
僕が配信などで「質問はありますか?」と聞くと、
「私は双子座なのですが、、、」と一番に質問が来ることが多く驚かされます。
ちなみに、GoogleのAIの名称も、なんと「Gemini」。
双子座も英語にすると「Gemini」、「双子」の意味です。
一説では、
双子座の好奇心や引き出しの多さ、幅広い視点を一つに纏める性質を反映した、とあります。
(真意は分かりませんが、僕が12星座でAIの名前を付けるなら、間違いないなく「Gemini」にします。)
神話での双子座は、少し悲しい物語です。
主人公は、
カストル:人間の王の子(人間)
ポルックス:主神ゼウスの子。不死の存在(神)
2人は武術や戦いに優れ、仲の良い兄弟でした。
しかし、ある戦でカストルが命を落としてしまいます。
兄の死に深く悲しんだポルックスは、
「自分の不死の命を分け与えてでも一緒にいたい」と願い出ます。
その願いに感動したゼウスは、
2人を天に昇らせ、双子座として夜空に並べた。
という物語。
双子座の頭の回転の速さは、
二人が同時に思考している感覚、なのかもしれません。
双子座の行動の機敏さには、
命が限りあるものだと知っているから、かもしれません。
さらに、双子座の人には二面性があります。
僕は、双子座の明るく楽しい姿勢、場を明るくしようとしている背中を見ると
家で「疲れたなぁ」と言って、ベットに横たわる双子座さんの姿が重なります。
双子座の人は、
人前で疲れた顔をしない、いや、出来ない人が多いです。
それは、「ポルックスがカストルの死を前に、悲しみを抑え強くあろうとした姿」の影響や、
「感情よりも思考を重視する」水星のエネルギーを受けているから、と感じます。
時に、
自分の心さえすり抜けてしまうような、知性の風。
時に、
その場を一瞬で明るくする無邪気な風。
このようなことから双子座は、
短期的に風向きを変える
「吹き抜ける春風」にたとえられます。
最後に、双子座のあなたへ一言。
双子座のあなたへ
「1人でも1人じゃない。あなたはいつでも愛されている。」
このように、
各星座の性格傾向や相性には、
”そうなる理由”が必ずあります。
その秘密を、
神話や星座の順番、カテゴリー(区分)、星座のマークなどから
読み解く。
あなたの性格やあの人の行動の
根源を見つけることは、西洋占星術の一番の醍醐味です。
覚えるのではなく、「そりゃ、そうなるでしょう」。
それが西洋占星術です。