魚座の世界

もくじ

魚座の性格傾向

繊細、受け身、押しに弱い、やさしい、神秘的な雰囲気、信仰心がある
共感力に溢れている、溶け合う、深い感性、鋭い直感力、ファンタジー

魚座の背景

魚座の人の性格傾向に、
必ずと言っていいほど並んでいる
「優しい」
「情に弱い」
「不思議な雰囲気」


この、
魚座を代表するとも言える性格には
そうなる理由があります。

その、
「行動の源」=背景」
見ていきましょう。


魚座の大きな特徴に、
「2つ(以上)のものを1つに融合する」という
性質があります。

魚座は漢語表記(中国語由来の呼び方)では、
二つの魚の宮=「双魚宮」と書きます。

実際に、魚座は
2匹の魚が1つに繋がった「星の並び」をしています。


そして、星座のシンボルマーク。



こちらも、
「左右に隔てる世界を繋ぐ橋」のような
形をしています。

この、星座の形や
シンボルからも分かるように
魚座は、
「融合」する星座なのです。

境界線を作る世界の「水瓶座」に対し、
魚座は、
「その境界線を越える」
「境界線を溶かす」世界
です。

魚座の人あるあるで、
「わたしの悩みは、わたしの悩み。
 だれかの悩みも、わたしの悩み」

が、あります。

たとえば、
友達から悩みを相談され、
そのことをずっと考えて、やっとの思いで答えを絞り出し
友達にその答えを伝えたら
「そのことなら、もうとっくに解決しているよ」
言われる。

魚座っぽいエピソードで
僕はホッコリするのですが、笑
魚座の人からすると
寂しい気持ちになりますよね。



これは、魚座の
「私」の感覚が薄い。
「私」と「あなた」の輪郭がぼんやりしている
という性質から、来ています。

なので、魚座の人の
「情に弱い」や「押しに弱い」性格は
正しくは、
相手の、感情のエネルギーを感じた時点で
「わたしのもの(感情)」に、
なっているように感じます。

だから、
「あなたの悩みも、わたしの悩み」になる。

魚座は「涙もろい人が多い」と言われてますが、
それも同様で、
主人公や目の前の相手、曲を書いた人などの
「感情エネルギー」を察知した瞬間、
その人のバックボーンは
「私の体験」にすり替わるのです。


魚座の人の「愛」
「熱い」というより”濃い” 。

パートナー、家族、友人、師弟関係など、
魚座の形のように
どこかで「繋がっている」感覚があり、
それは
「私の一部」なのです。

本人は、
「それが普通」と思っているけれど、
誰かに話すと
「え!?」とびっくりされる。
これも、魚座あるあるです。



だから、魚座のキーワードは
「I believe」=「私は信じる」

「信頼」の上、
いや「信頼」という言葉さえもいらないくらい
「感情」と「思考」の土台には、
相手や環境、この世界への「信頼」がある。

だから、魚座の優しさには
「強さ」と「弱さ」があり、
その
「強さ」と「弱さ」さえも融合するからこそ、
あの
「掴めそうで掴み切れない」、
「子供っぽさと大人っぽさ」が混ざり合ったような
神秘的」で「ファンタジー」な雰囲気になるのです。

魚座は、12星座「最後の星座」です。

12星座の面白いところは、
沢山の経験をし
成長し
価値観の変容をしてきた結果、
最後の魚座で
「還元」が待っている。


12星座を「自分を確立する」ストーリーとするならば、
最終的に「自我」をなくす、
という選択を。

12星座を「本当の愛を探す」物語とするならば、
それは、一番近くの「自分の中」にある、
という気づきを。

12星座を「人間の一生」と重ね合わせるならば、
肉体を「この世界」に還す、
という大いなる流れを、
教えてくれる。

そして、また
牡羊座から始まっていく。


魚座の世界は、
「終わりと始まりが溶け合う」循環の世界。


だから、魚座は
境界線がない「海」にたとえられ、
実際に、
魚座の人の「心」
「海」のようにすべてを受け入れる」 のです。



最後に、魚座のあなたへ一言。

魚座のあなたへ

「本当の自分はどこだ?と悩んだ時。探すのではなく、思い出すだけでいい。」

このように、
各星座の性格傾向や相性には、
”そうなる理由”が必ずあります。

その秘密を、
神話や星座の順番、カテゴリー(区分)、星座のマークなどから
読み解く。
あなたの性格やあの人の行動の
根源を見つけることは、星読みの一番の醍醐味です。

「覚える」のではなく、繋がる」
「ここがダメ」ではなく、「よく、頑張ったね」。
「当たる!」ではなく「なんで、そこまでわかるの!?」

それが【モルマルの星読み講座】です。

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