蠍座の世界

もくじ

蠍座の性格傾向

恐がり、秘密主義、深く関わる、傷つきたくない、鋭い洞察力、
探求心がある、強い絆、内に秘めた欲望と情熱執着心冷静

蠍座の背景

蠍座は、非常に面白い星座です。
上記の性格傾向を見てわかる通り、

「強い絆」を求めるが、「怖がり」
「深く関わりたい」
のに、「秘密主義」
「鋭い洞察力がある」
反面、「傷つきたくない」

この一見、相反するような性格こそが
「蠍座が蠍座たる所以」であり、

「知りたいけど、知りたくない」
「知りたいけど、知られたくない」
「気づくのではく、気づいてしまう」


という、
蠍座の「感情の源」へと繋がっています。

蠍座は、星読みスト(星読む人)でも
掴みにくい」「浮世離れしている」「わかりづらい」と
言われる、星座の一つです。

それもそのはず、
蠍座は「明かさない」星座だからです。

明かさないのだから
読む側もわからない。
以上、なんです。

仮に、
蠍座がもう少し前(1~6番目あたり)の星座なら
もっと、自分の想いを”明かす”星座だったでしょう。

現に、
同じ「水星座」の、一つ前の蟹座は
自分の思いを明かす星座。
というより「THE 感情表現星座」です。

また、
同じ不動宮の
一つ前の獅子座、二つ前の牡牛座も
「自分存在」と「自分の感性」を顕示する傾向があります。

ただ、蠍座はそうではない。
いや、「それができない」
それはなぜか?

それは、
すでに天秤座の「社会を知る世界」を経験したからです。


あなたにも、こんな経験があるはずです。

採用が決まり、意気揚々と職場に通い始めた。
けど、
徐々に「社会の裏側」に気づいていく。

たとえば
・会社の”派閥” というもの知る
・ロッカーやトイレの片隅で聞いてしまった、同僚の本音
・会社のアンフェアなルール
・自分の情熱とは裏腹な毎日のタスク
・ドロドロの人間関係 など

そんな、世界を経験した蠍座は
「理想」と「現実」のギャップを知っているのです。
そして「傷ついている」のです。

だから、蠍座の人の性格傾向には
「冷静」「冷めている」「どこか浮世離れしている」
という言葉が並びます。

そして、
「私の想い」を真っすぐに表現できないのです。


ただ、蠍座は
「水星座」=「感情の星座」です。
感情はいつでも、「心の源泉」から溢れてきます。

だから、蠍座は「この人!」と決めた人に
その「想い」を一気に注入します。

それは、まさに「滝」のような勢いで。

なので、蠍座の人が心を許した瞬間、
相手がビックリするほどのトークを
展開することはよくあります。

・過去の辛い経験
・本当の自分の姿
・ブラックな一面
・辛口な指標
・感謝の想い など

それは時に、語尾や口調などの
「話し方」まで変わることもあります。

だから
「深く関わり」たいし、「強い絆」を求めます。

時に、それを
「執着」と表現されることもあります。



私は、蠍座の人は
「とても人間味のある」と思っています。

確かに、蠍座のもつ
「掴みにくい、浮世離れしている、わかりづらい」
といったエネルギーを
そのまま感じる時もあります。

でも、蠍座の人が溢れる想いを
「自分から積極的に表現」するのではなく、
「誰か、私の想いに気づいて」
発信している姿をみると、

「にんげんだもの」
とても、ホッコリしてしますのです。

実は
蠍座の人は、とても勇敢です

傷つく痛さを知っている。
それでも「探究する」。

ものごとの闇の部分を知っている。
それでも「絆を築こうとする」。

裏切りのを怖さを知っている。
それでも「深く交わろうとする。」

これが、
「蠍座の強さ」そして「弱さ」です。



ちなみに
「この世界は傷つくもの」と知っている
8番目の星座は、
常に、自分を守るための「毒針」を持った
「蠍」が担当しています。

最後に、蠍座のあなたへ一言。

蠍座のあなたへ

「無理に表現しなくていい。あなたがそこにいる。それがいいです。」

このように、
各星座の性格傾向や相性には、
”そうなる理由”が必ずあります。

その秘密を、
神話や星座の順番、カテゴリー(区分)、星座のマークなどから
読み解く。
あなたの性格やあの人の行動の
根源を見つけることは、星読みの一番の醍醐味です。

「覚える」のではなく、繋がる」
「ここがダメ」ではなく、「よく、頑張ったね」。
「当たる!」ではなく「なんで、そこまでわかるの!?」

それが【モルマルの星読み講座】です。

よかったらシェアしてね!
もくじ