火星のナビガイド

もくじ

天体が表す意味

行動のクセ
性の傾向
情熱の方向性
やる気スイッチ
エネルギーの発散方法
意欲との向き合い方
攻撃性
男性性

天体プロフィール

年齢域:35歳~45歳

年齢域
7歳
15歳
25歳
35歳
45歳

公転周期:687日

公転周期
30日
90日
225日
365日
690日

一つの星座の滞在期間:約43日

滞在期間
3日
20日
25日
30日
45日

天体×サイン(星座)

私たちは、
【火星星座(火星が入っている星座)】で
エネルギーが進むべき方向を知り、
衝動や怒りの奥にある「本音の願い」に気づいていく。

火星星座の、対向星座(6個先の星座)は
あなたの行動パターンや情熱の使い方を整える、
「エネルギーの方向性」を教えてくれる存在です。

対向星座の性質を取り入れることで、
気づいていない「情熱の種」に火が灯り
燃え尽きる前に、「行動」に移すことが出来ます。

火星が目覚めると、太陽が輝き
太陽が輝けば、月は安心して光を受け取れます。

火星 × サイン(星座)

「**座が象徴する事柄で、エネルギーを発散する」
「性について、**座的に捉えている」
「**的な行動パターンをもつ」

女性から見た(恋愛での)理想の男性像
と、言われています。

例:火星×蟹座

行動の源は、基本的に「感情ベース」。
身体がよく動く日、「心」が満たされている証拠。

ただ、反対に攻撃的になる時も
「悔しい」「傷ついた」などの衝動からくることが多い。

特に、自分の「仲間」「場所」「環境」に関することとなると、
本人も驚くほど強さを発揮する。

これは、
「自分・仲間・領域」を「守る」
蟹座の性質から来ています。

一見、やさしく映るが
実は、結構な武闘派で、
ぐちゃぐちゃな感情を「行動で整理」する傾向がある。

火星蟹座の怒りは「愛の裏返し」です。
 「大事にしてくれなかった」「わかってくれなかった」
その裏側には、「一度信用した」事実が存在しています。

その痛みは「怒り」と直結する傾向があります。


そんな火星蟹座のあなたが、少し疲れた時は
対向星座の山羊座のエネルギーを取り入れると、
冷静に「行動の目的」を明確にすることが出来ます。

たとえば、
守るための行動が
「支配」や「依存」にならないように、
「この行動は、愛から来ているか、不安から来ているか」を考えてみる、など。

火星蟹座の人が、
「火星の自立」ができると
「本当に守りたいものに気づく」ことが出来ます。

年齢域

火星年齢期は、
35歳から45歳頃の期間です。

西洋占星術では、
月から火星までを「個人天体」
木星と土星を「社会天体」と呼びます。

しかし、
社会天体への扉をノックする体験は
この火星年齢期からすでに始まっています。

「個」を確立させるサイクルを終わらせ、
新たなフェーズに向けて、本格的な準備をする。

それが、火星年齢期です。

個人天体最後の火星年齢期では
「個人のもつエネルギーを、地球上で完全に使いこなす」ことを目指します。

「自分の才能や個性を、社会で生かす」ことを魂が求め、
その答えを、
これまでの体験、知識、
そして、肉体を駆使して導き出す。

それは、「点と点が線になる」。
格好良く言えば、
「”人生” という一本の道を描く画家になる」
そんな期間です。

この頃のあなたの選択に、
「自分の意思以外の導き」を感じることがあるでしょう。

また、これまでの自分の選択に
「自分の意思以外の導き」に気づくケースもあるでしょう。

私たちは自分で意思決定しているようで
実は、周囲の意識の影響を驚くほど受けています。


偶然から必然へ。
そして「縁」を知る「気づき」。

「これまでの自分の行動や選択がすべて繋がる」感覚
通じて、
「個人の意志の限界」と「大きな流れの巨大さ」を知るのです。

この期間で大切なことは、
「肉体を使って実行する」こと。
これは、肉体を酷使するという意味ではなく、
「本当の望みに気づいたら、行動するしかない」
という意味です

なぜなら、火星は
行動や欲求などを担当する
「エネルギーの天体」

そして、
「地球もまた、行動の星」だからです。

また、
あなたを内面から刺激し、エネルギーを稼働させようとする
「運命や宿命のような存在」と出会えます。

それは「人」かもしれませんし、
「場所」や「環境」、
「アイデア」や「インスピレーション」

という形かもしれません。

ただ、多くの場合、
一見すると「逆境」や「衝突」、
「大きな方向転換」
を強いられているように
感じるケースが多いようです。

しかし、その出来事は
本来のあなたの望みを思い出す出来事であり、
宇宙からあなたへの
「個人意識・卒業検定」なのです。

今、火星期のあなたへ

「今までの日常が急に嫌になる」
「もっと広い世界を見たい」
「他人が羨ましく、自分に苛立つ」
「激しく過去を後悔し、すべてをリセットしたくなる」

こんな気持ちが、
体の奥底から湧いてくる。

そんな体験が
この時期にはあるかもしれません。

しかも、今までの年齢域とは違う
「今後を見据えた変革」
「最後のチャンス」
「一世一代」


こんな言葉も同時に
頭をよぎるのではないでしょうか。

実際に、
この火星年齢期や、次の木星年齢期に
移住や独立する方が非常に多いです。

それは
定年や社会的なルールの影響だと思われるかもしれません。

しかし、
定年という概念はほぼ崩壊していますし、
永久就職という言葉は存在すらしていません。

それでもこの時期に人生の方向転換を試みる人が多い理由。
それは、
「本気の魂の叫び」だからです。

なぜなら、火星年齢期では
挑戦や突破などの
「攻撃性」を「建設的なエネルギー」に変えることを、
求められるから。


「欲望」や「我が儘」と聞くと、
ネガティブな意味に捉えがちですが、
「自分の心を満たす」意味では、
なくてはならないエネルギーです。

個人鑑定をしていて感じることは、
実際に、
この期間に「欲の真理」を捉える人が多いこと。

その共通点は
自分の欲望に正直になり、
「本気で行動した」、人たちです。


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